アルバイトやらなんやらを通して思ったこと。
過去の私の自己犠牲エピソードです。
自分はHSPなのかと疑っていたけど、やっぱりHSPだった
HSPの癖に気遣いが全くできないタイプ
いつも自己紹介などで「自称HSP」と語っておりますが、ぶっちゃけそこまでHSPっぽくは無いなといつも思っています。
前の会社の時には私よりもとんでもなく気配りができる人がいたので、自分の気づかいのできなさに落ち込んだり。
下手に構うと面倒くさいと思ってあえて周りを見ないようにしたり。
HSPというわりには気配りが全くできず、周りを見ることも苦手な性格なんです。
しかしどんな診断を受けてもHSPだという結果が出ますし、気配り面以外では完全なHSPが当てはまるので、いつも「自称」と名乗っているわけです。
完全インドアではないから違うと思ってたけど、HSS型だかららしい
ここ最近HSPというものにもさらに種類があると知り、詳しくできる診断をネットでやってみました。
その結果、HSS型HSPというものらしいです。
なんじゃそりゃって思ったんですが、要はアクティブで大胆だけど繊細な性格なんだとか。
- 外に行くのは好きだけど、人ごみにいると疲れる
- スリルを味わいたいけど、危険はおかさない
というのが特徴なんだそう。
実際はもっとあるんですが、どれもめちゃくちゃ当てはまっている。
外に行ったりするのは好きだったので、私は本当にHSPなのか?と疑問に思っていましたが、こういうことだったのかと納得しました。
結局HSPなのに気遣いが出来ないのは何故?
でも気遣いできないのはいったいなぜ?と思っていたんですが、気になって調べていたら、HSPは「気を使いすぎて逆に気を使えない」みたいなことがあるそう。
思い返して見ると、
- 書類ファイルが棚に置きっぱなしだったから片付けようと思ったけど、「誰かが見ている途中だったら迷惑かも……」と思い何もしなかったら、片付けてと言われる
- 床掃除しようと思って箒を取りに行ったら、別の作業中の人が箒を近くに置いていたので「床掃除するんだ」と思い他の作業をしたら床掃除をしておらず、床掃除してと頼まれる
- 先輩に仕事で分からないことがあったので聞こうとしたら他の人と話している途中だったので、戻ってくるまで待っていたら「なんで早く聞いてくれないの」と怒られる
みたいな、似たようなことが散々ありました。
私は「ただ気遣いができない人間」というより、「気を使いすぎて気遣いが出来ていない人間」という方が正しいみたいです。
そう考えるとやっぱりHSP感がある。
自分勝手な大阪さんを見て思ったこと
そして最近、バイト先の人たちを通して自分はやっぱりHSPなんだなと再確認したんです。
例えば、度々このブログで出てきた大阪さんは完全にHSPとは無縁の人です。
以前あった具体的な出来事
連絡ノートに新しいレジ点検の方法が書いてあり、内容は「シフトを上がる人がお金をまとめ、次に入るシフトの人がお金を数える」というもの。
(それまでは上がる人が自分でお金をまとめ、数えてました。)
私が上がって次の人が入るというタイミングだったので、私は次のシフトの人にお金を数えてもらわなければいけません。
ですがまずはノートを見ないことには、次のシフトの人はお金を数えなきゃいけないことが分からない状況。
しかし大阪さんは、次のシフトの人が来てノートを見ている最中に私に対し「早く点検しないと!お金数えてもらわないの??」と言ってきました。
私としてはまずノートを見て内容を理解してもらって、お金を数えてもらおうと考えでした。
反対に大阪さんは「やり方が変わったから次のシフトの人がお金数えるんだよ」と言えばいいと思っていたようです。
私的には突然そんなこと言われても「え?本当にそうなの?」って思っちゃいそうなので、きちんとノートを確認してほしかったのですが……。
大阪さんと私の考え方の違いを感じますよね。
周りにストレス与えがち
それから大阪さんは自分勝手な行動をよくします。
田舎だから適当というのもありますが、お客さんの気持ちを一切考えない接客でトラブルやクレームも多々……。
私も大阪さんのせいでかなりストレスが溜まっていました。
また店長が何故か怒りっぽくなったのも大阪さんが原因のようでした。
(大阪さんがバイトを辞めてから、連絡ノートにミスを追及するような内容を書かなくなりました。)
変にめんどくさくなるのは嫌だからとずっと我慢していましたが、大阪さんがいなくなった途端お店の雰囲気が良くなるぐらいならきちんと指摘しておいた方が良かったのかも。
直してもらえればお店の雰囲気は良くなるし、直らないなら直らないでさっさと辞めてもらった方が良かったし。
ずっと大阪さんの自分勝手な行動を我慢していましたが、良くないことだったんだと辞めてから気が付いたのでした。
周りを全く気にしない新人ちゃんを見て思ったこと
2ヶ月ほど前に入ってきた新人ちゃんはかなりの大物()で、彼女の仕事中の態度のせいで結構しんどくなります。
新人ちゃんも気にしないなら、私も気にしなくていい
新人ちゃんは未成年で、たばこを買うためにうちのコンビニで働いています。
そのせいなのか、相手のことを一切気にせずにレジとたばこ補充と揚げ物しかしません。
- 何も言わなかったら一切何もしない
- 頼めばやってくれるけど中途半端
- 教えたけどメモは取らないし、やり方が書いてあるのに読まない
このままだったら本当に何もできないままですし、お給料泥棒と言われてしまいそうな勢いです。
ですがある時にふと新人ちゃんの働き方を見ていて、私も新人ちゃんのことを気にする必要が無いと気が付いたんです。
新人ちゃんは相方のことを気にしないのなら、私も新人ちゃんを気にせずに自分勝手にお仕事をすればいいだけの話だったです。
そもそもどうせ私はあと3ヶ月ぐらいしか働かない予定だし、これから同じシフトになることはほぼ無いはず。
それに大学生2人も就職でやめるので、人がいなくなって新人ちゃんたちのシフトが増えても、どうせ仕事が出来ずに1人で困るはず。
でもそれは私のせいじゃなくて本人が何も変わろうとしなかったせいです。
私には関係ないことです。
今後新人ちゃんが働くときに困ってしまうんじゃ……と思って仕事を教えようと頑張っていましたが、本人のやる気が無いならただの嫌がらせになってしまうしいいやと思うようになりました。
(いや仕事はちゃんとするべきで、私は怒るべきなんだけども)
わがまますぎるシフトはダメだけど、多少の都合は伝えてもいいはず
それから、新人ちゃんは直前にシフトを変えて欲しいと頼んだり、急遽休んだり遅刻したりしています。
それに対して私の働き方は他人のことを考えてばかりでした。
今まで私はアルバイトをするために自分を犠牲にして仕事をしていたんです。
自分を犠牲にしてバイトをするせいで1時間歩いて帰る羽目に
当時は最寄りのJR駅からバスで30分ほど坂道を登った所に住んでおり、家に帰る最終のバスは22時発のものしかありませんでした。
そこで21時までと面接のときに言っていたのですが、どこのバイトも合格せず。
(21時に閉まる店が多かったので締め作業の件で落とされたり、24時間の店はシフト交代のことを考えて落とされていたんだと思います。)
しょうがないので22時まで出れますと言って、ようやくアルバイトに合格できました。
もちろん22時まで働いたら22時発のバスには確実に乗れません。
そこで私はバイト後1時間ちょっとかけて歩いて家に帰ることに決めました。
普通に考えたら22時以降に17歳の女の子が暗い夜道を歩いて帰るなんて危ないですよね。
しかし家の周りにはアルバイトをできるところはなく、母も家に帰ってすぐお酒を飲みたいからと迎えに来てくれることはありません。
(友達とかがバイト後親が迎えに来てくれるとか話しててすんごい甘やかされてるなって思ってたけど、普通に私の母の方が酷くない?)
バイトは週5とかで入ってることも多々あったので、帰り道(半分は平たんな道、半分は山登り)は本当に大変でした。
都合を伝えて帰ればいいのに自分を犠牲にしてバスを逃す
それから学校の近くの商業施設で働いていた時のこと。
そこは21時までだったので、21時半までにお店を出て駅まで行けば、普通に最寄り駅の最終バスに間に合う予定でした。
しかし時々締め作業が遅くなることもあり……。
普通だったらバイトのメンバーに言って、「帰れなくなるのでお先に失礼します!」とか言って帰ればいいじゃないですか。
なのに私は相方の人に合わせて、内心間に合わないかもとドキドキしながら、のんびりとバイト先の店から従業員入口まで歩いていたんです。
先に帰るとか、間に合わないのでお願いしますとか言ったら失礼だと思っていたんです。
その結果電車に間に合わず、最終バスに間に合わず1時間かけて家に帰ることも度々。
今思うとなんであそこまで自分を犠牲にしていたんだろう。
自分の都合を伝えられるようになりたい
自分ではHSPというほど気を使える人間ではないと思っていたんですが、思い返して見ると私は人のことを考えてばかり。
それは悪いことではありませんが、そこまで相手のことを考えても、それに見合った良いことが自分にはないんですよね。
接客を丁寧にしたってお給料が上がるわけじゃないし、お客さんに褒められるわけじゃないし。
シフトについても、電車が無くなるから先に帰ると周りに言っても相手は私を嫌ったりしないだろうし、きっと気にしなかったはず。
なんだか新人ちゃんや大阪さんのような、周りの人たちをまったく気にしない姿を見てハッとさせられました。
もちろん新人ちゃんや大阪さんのように度の過ぎた態度はよくありませんが、昔の私のようにそこまで自分を犠牲にする必要はないんだなと感じます。
最近はそういう人たちを見て、少しづつ理解してきました。
いつも自分のことを犠牲にしすぎてるから疲れてるんだろうなぁ。
これからはちょうどいいところを探って見つけていきたいです。