ぺんぎんろーる

海と坂のある街

愚痴と生活の記録。歯列矯正・適応障害に悩んだ社会人時代のお話など。

先端恐怖症の人の気持ちが分かってきた

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先端恐怖症をイマイチ理解していなかった

新卒で入社した会社にいた時の話。

 

癖のある先輩

1つ上の先輩がいたんですが、その人はなかなか癖が強い人でした。

ただ癖が強いと言っても、ダメなものと平気なものがはっきりしているという感じ。

話をするときも”自分はそう思う・思わない”をはっきりさせて会話をします。

ですがよくある自称サバサバ系とは違って、きちんと相手のことを思いやれる話し方ができ、またすごく知的なタイプ。

話しやすく周りからも好かれており、私自身とても好きな先輩でした。(男の先輩でしたがnot恋愛です)

 

 

先輩は先端恐怖症だった

そんな先輩のダメなもののうちのひとつに、先の細いものが怖い……つまり先端恐怖症があります。

私は先端恐怖症ではないので、私が持っていたペンの先を視界に入らないように手を動かしているのをみて驚いた記憶があります。

顔から腰位の距離があったので、「こんなに離れていても怖いと思うんだ」とその時に初めて知ったんです。

その後も私はペン先を上に向けてしまうという酷いことをしてしまいましたが、先輩はやんわりと指摘してくれました。

酷い後輩なのにもかかわらず、先輩は優しい。

 

 

 

 

目に物が刺さりそうになる恐怖

そんなこんなでその会社も退職し、次の会社も退職し、現在私はコンビニで働いています。

そしてそこで、私も先端恐怖症になりかけ?のようになってしまいました。

 

コンビニでの出来事

コンビニのお仕事にはウォーク(飲料が置いてあるでっかい冷蔵庫)のドリンクを補充するお仕事があります。

コンビニをやったことがある人ならご存じだと思いますが、ウォークのドリンクの後ろにはスペースがあり、そこにドリンクの置いてある棚があるんです。

なので後ろの棚からドリンクを取って、ウォークに補充するという流れ。

ただ私の身長は150センチ程度なので身長が足りず、いつも台に乗っかって補充をしていました。

そうすると大体後ろの棚の高さと私の目線がほとんど同じになります。

こっからが問題で、何故かいつもその棚の上に細い棒のようなものやドリンクの仕切り材(細長いもの)が置いてあるんです。

そうすると何が起きるかというと、私がドリンクの補充して棚の方へ振り返った時に目の前に先端の細い棒が……!

いつも目に刺さるんじゃないかと怖くなります。

取り出しやすくするためなのか、いつも2~5センチぐらい棚から飛び出てる状態で置いてあり、それがより一層怖いです。

なんでそんな中途半端な置き方をするのか。

まぁ置いた本人は台を使ったりしない分、自分の目線に棒が来ることはないからだと思います。

いや――でも怖い。

 

 

傘が目の前に

そしてそのことがあった時に思い出したのが、何年も前に電車に乗っていたときのこと。

比較的すいていた電車だったこともあり、ドアの脇に立って電車の出発を待っていました。

ボケーっとしながらスマホをいじっていたんですが、突然傘の先端が顔ギリギリに迫ってきました。

スマホにめちゃくちゃ集中していたわけでは無かったおかげで、すぐによけられましたが、少しずれていたら目に刺さっていたのではないかと……。

原因は、乗車してきた女性が脇に傘を抱えていたから。

その女性はヒールを履いていたこともあって、私との身長差はかなりありました。

なので女性の胸元が大体私の目線の辺りだったんです。

あれは本当に怖かった。

傘の真ん中あたりを持って地面と平行になる持ち方も割と危ないですが、まさか脇に抱えて乗車してくるとは思いませんでした。

私の身長は小学生ぐらいの平均身長なので、普通に子どもの顔に当たる可能性も大です。

そのことに女性は気が付かなかったんでしょうか……。

まぁ女性は私の顔に傘が当たりそうになったとは気が付いていなかったので、普段からそんなこと気にしていないんだと思います。

 

 

 

自分も経験して怖くなった

離れていると思っても、実は近い

そんなわけでウォークの件があった時、以前傘が顔に当たりそうになったことを思い出しました。

そこから最近は先端のとがったものが顔周辺にあると怖くなります。

正しくは”なんかあった時に目に刺さるかもしれない距離”かな。

自分もいろいろ経験して、先輩の気持ちが分かるようになってきました。

あんまり顔に近くないのに?って思っても、自分が少し身体を動かしたら届きそうな距離は普通に怖くなりますね。

ペンを持っているときの距離は全然遠くなかった。

 

 

リアクションがあまりない理由に気が付いた

以前の私は、先端恐怖症の人に対して

「先の尖ったものなんてたくさんあるのに、普段は平気そうだな」

という印象を持っていました。

でも私の場合、自分の顔に向けられている、ちょっと顔を動かせば目に刺さるかもしれないという条件があるようです。

もしかしたら先輩もこういう感じだったのかも。

また高所恐怖症や雷恐怖症などと違って、先端恐怖症の人はさっと対処ができる分、リアクションが少ないのかもしれないと感じました。

怖いはずなのにリアクションが無いから「そんなに?」って思ってしまっていた……。

めちゃくちゃ申し訳ない……。

 

 

 

意外と身近に居るかもしれないから気をつけよう

最近立て置いてある菜箸とか自分の方に向けられたお箸とか、目に刺さりそう……と思うことが増えてきました。

もしかしたら先端恐怖症になりかけているのかも。

大人になってからもこういう恐怖症ってなるんですねー。

それにお箸やペン先を人の方に向けるのは普通に失礼なので、これからは気をつけようと思います。

それから、気が付いていないだけで意外と周りに先端恐怖症の人っているかも知れないなと感じました。

皆さんもぜひぜひお気を付けくださいませ。