私には姉がいます。
先日姉のところへ行き話す機会があったのですが、自分とは価値観が違う人間なんだなぁと改めて感じました。
異常なことから逃げなかった・戦わなかった自分のせい
普通に色々と会話をしていた時のこと。
だらだらと2人で話しているなかで、やはり愚痴もあります。
ブラッキー社の愚痴を言いたかっただけなのに
話の流れで以前働いていた会社(ブラッキー社)の人たちのことを色々と愚痴ったのですが、最終的には姉から
「そんなんいつまでも思い出してるからダメなんじゃん、さっさと忘れな」
と言われてしまいました。
一応ブログのネタにするために忘れるわけにいかないのですが、そうではなくとも私には忘れられない本当に辛い思い出です。
それにブラッキー社に関連することを聞かれると、どうしても怒りや辛さを思い出して話したくなってしまうんです。
その時、私には忘れられないことなのにそんな簡単に言わないで欲しいと思うと同時に、私がこの話をしないように気を付けなければいけなかったのかと気が付きました。
なんというか、私はただ同意がして欲しいだけで言ってしまっていました。
口で言うのは簡単だけど
姉に話した大体の内容はこちらです。
姉の意見は、
「いやダメなことだけどさ、さっさと備品返してバックレればよかったじゃん」
「洗脳されてる人たちのこと可哀想と思ってればいいじゃん」
「2ヶ月前に言わないとだめだから1ヶ月で会社やめれないとかいうけど、労基とかに訴えればいいだけじゃん」
「労基とかに訴えるとかしないで1ヶ月でやめれなかったって言うから周りから色々言われんでしょ?」
ということでした。
非常識な会社に非常識な行動をしたら同レベルだと思ったこと。
労基に訴えようとしても私の精神がぎりぎりで壊れそうだった(壊れてた)。
そういった理由があったので説明しましたが、分かってもらえませんでした。
まぁ姉に言ってませんが、労基に訴えたところで動いてくれるかなんてわからないのが現実ですし、私はそこまで自分さえよければいいという考え方ではないんですよね。
姉にこれを言っても「しらなっ」って言われるのが目に見えています。
田舎はやっぱり不便だと話したら
あとは私が住んでいる田舎の話もしていました。
田舎県特有の自虐のつもりで、田舎は仕事ないしお店も無いから不便なんだよねーと話していました。
そして同時に、私が住んでいるところは〇号線並にお店があるし、車が無くても生きていけるように駅近にしたよとも話していました。
車買えばいい VS コストバランスを考えた結果要らない
バイト先まで自転車で10分ぐらいにしたけど、ちょっとブラックっぽくてやめたくなっている。
けどやっぱり住んでいるところから通えるバイト先が全然ない。
田舎は車が当たり前だけどそれを強要されるのは嫌。
そんな、このブログでも書いたような話をした時、
「嫌とかいうけど、そんな田舎不便だーっていうんだったら車買えよって話じゃん」
と言われてしまいました。
身近な人に愚痴った時にそんなことを言われなかったので驚いてしまいました。
「私がしてたのは不便だからこそ車が無くて生活できる所に住んでるって話だし、だからこそバイト先も車が無くていいとこにしたんだよ?」
とは説明しました。
ですがそもそも、私が他の人には色々伝えていることを姉には話していなかったみたいで、その考えに至った前提部分をそもそも知らなかったようです。
車を運転しないようにしているを知らない?
私が車を運転しなくなったのはペーパードライバーだからという理由だけでは無くて、自分でも原因が分からない事故を起こしてしまい、原因が分からないこそ乗るのはやめようと思ったからです。
単純なよそ見なら親も気を付けなさいと怒って運転に関しては何も言わなかったと思いますが、親と話して心配だから運転はやめとこうという話になりました。
今思うと精神的に不安定だったことと晩年寝不足が原因だと思います。
今は大丈夫だろうとは思いますが、もう怖くて運転できない。
姉はというと、事故を起こしたことを知ってはいるもののどういった事故なのかは全く知らないので、免許持ってんだったら運転しろよという感覚の様です。
または私がペーパードライバーだって認識が無いのかも。
ペーパードライバーになると運転が怖くなるのですが、姉は車の免許を持ってないのでその感覚が分からないのかもしれません。
私と姉の金銭感覚
あとは金銭感覚の違い。
母や夫とはある程度のお金の価値観が一緒で、絶対に借金はしないというポリシーがあります。
または借金しても確実に返せるという場合のみ、借金をします。
なのでイニシャルコスト・ランニングコストと収入とのバランスで無理だと思えば、車を買ってまで働こうとは思いません。
(そもそも贅沢しなければ夫の収入だけで生きていけるし。)
しかし姉は金銭感覚がガバガバ。
借金はするし滞納はするし、ある程度収入ができてもいつもギリギリの生活。
私としては恥ずかしい限りです。
そんな考えの姉は車の維持費などはあまり考えていないようで、車ないと生活できないんだったら借金してでも買えば?ということでした。
姉の考えは間違ってるわけじゃないけど、車が無くても生活できる所に住んでいるという話を完全に忘れてますね。
私だったらバイトの為だけに車買うのは流石に嫌だな、完全に収入と見合わない。
結婚に関することを知らない?
あとは私からしたら常識だと思っているところを結構知らないようです。
家族間でのご祝儀
例えば結婚のご祝儀。
姉は友人の結婚式に何度か参列しているので、ご祝儀については知っているはずです。
しかし、家族間でご祝儀を渡すことについては知らないようでした。
というか、結婚式を挙げるときに渡すものだと思っているのかも。
というのも、親から結婚お祝い金を貰った―と話の流れで言ったときに、「お金もらったんだ!」という反応をされました。
多分姉の頭の中では「なんで姉の資金援助はせずに妹にはするんだ」という考えだったと思います。
子が結婚した時に親が何かしらの資金援助をすることはそこまで珍しくないと思うのですが、姉はそういったことを知らないがゆえに「自分にもお金くれても良くない?」と思っているでしょう。
ちなみにもちろん、姉からはご祝儀を貰ってません。
兄弟間でも送ることを知らないだろうなーとは思ってましたし、そもそもお金が無い人なので全く期待してませんでした(笑)
夫側の兄弟からもらったことを話したら逆ギレそうなので、何も言わないことにしました。
夫婦のお金事情
こういう固定概念は良くないとは思うんですが、結婚して会社を辞めた妻がバイトしてるといったら、たいていの人は扶養内で働いてるのかなと思うのではないでしょうか。
でも姉からは「メインの(バイトではない)仕事してないの?」「もっとバイトのシフト増やせばいいじゃん」と言われてしまいました。
妻がメインの仕事以外にバイトしてるってなったら、夫は正社員ではないor仕事してなくて家計のやりくりに困ってる状態では……。
シフト増やすって言っても扶養内超えたら逆に税金が……。
(バイトで税金面の損が無いようにシフトを増やすってなるぐらいなら、派遣や正社員の仕事をした方が絶対いいですよね)
一応夫が前よりもいい会社に転職したとは伝えてますが、「車買えば~~」発言を後にされたことを考えると、夫の歳ぐらいの会社員の年収・月収がどれほどなのかは知らないようです。
また、扶養内という言葉や税金に関しても多分疎いのだと思います。
姉がFPの勉強したいと言っていたのでテキストをプレゼントしてきました。
早く勉強してほしいです。
姉は別の家庭で育ったのかも
今回は価値観の違う姉とのお話でした。
書いた以外にももっと価値観が違うなーと思ったことがたくさんありました。
18年ぐらい私と母と一緒に暮らしてきたとは思えないぐらいの価値観の違いです。
ちなみに私や母、そして頻繁に会うことのあった母方の祖父母は、お金にだらしなさはなくて基本的な価値観は似ていると思います。
うちの姉だけ全く違う家庭の子のような感じ。
私の姉の価値観や常識を作ったのは、家族ではない他の誰かなんだろうなといつも思います。
姉とは一緒に暮らしていても、中学生ぐらいから家に帰る時間が遅かったり、朝夕のご飯も一緒に食べなかったり。
姉は小学生の頃から全く母の言うことを聞き入れない人でした。
そういう時期を過ごした結果が、今の姉を形成したのだと思っています。
前の会社の人が御中の使い方を知らなかったという話をしたとき、
「それはもうそういうものだと思っていて、調べたりすることもなく働いてきたんだから、可哀想だと思ってればいいんだよ。」
という風に言われました。
私も、姉がマナーや常識に欠けているところがあっても、これからは可哀想だなと思って見守ることにしました。
私は常識が無いのは嫌なので、可哀想と思わずに指摘してくださると助かります!!