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地域柄の問題…?
※トレス
ポプテピピックの1話前半がめちゃくちゃ好きなんですけど、会社の人にそのことを話したら意味が分からないと言われました。
地域柄じゃなく会社柄の問題…?
ブラッキーな会社に入って方言による壁を感じましたが、他にも言葉遣いで気になることがありました。
客先目上関係なくタメ口
これが一番びっくりしました。
電話で客先にタメ語交じりで会話しているのを聞いて勝手にひやひやした思い出があります。
客先に対してタメ口で会話する人は流石に数名でしたが、社内の人間に対しては役職関係なくほぼ全員タメ口です。
(流石に社長クラスの人間には敬語でしたが。)
仲が良いからいいんだと思いますが、私からしたらドン引きするぐらいタメ口。
課長に対して「ねぇーーーはやくーーーまだ終わんないのーーー○○さんの仕事終わらないと私ができないーーー」みたいなことを先輩が良く言っていて、ここは家じゃないしお前は駄々っ子かっ!って思っていました。
電話の際は特に早口
会話する際に常に早口なわけではないですし人によっては普通の速度ですが、早口で話す方が比較的多かったです。
そして、早口気味な人は電話の際にめちゃくちゃ早口になります。
傍から聞いていて、早すぎて何言ってんのか分からないこともありました。
私が電話で応対した方で、かなり早口だったために何言ってるのか分かんないけど1回自分の頭の中に入れて瞬時に意味を理解するようこともありました。
この意味わかりますかね…?
無意識に言葉の意味が理解できないことがほんとに多かったです。
文章を書いた時の言葉の使い方
毎日日報を書く会社だったんですが、日報を社員間で共有するので分かりやすい文章を書くように普段から気を付けていました。
ですがある日、ボケーっとしながら書いた文章にいくつか二重敬語になっていたところがありました。
すぐに直して日報をアップロードしたのですが、それを見た営業に二重敬語が一ヶ所残っていることを指摘され直すように言われました。
それだけなら何とも思わないのですが、そのあとに「うちの会社は敬語には厳しいんだよね」という風に言われました。
最初はそうなんだ―程度に思ったのですが、そのあと他の社員がアップした日報を見ると意味の分からない日本語の文章を書いていたり、小学生のような文章を書いていたり、ですます調とである調が混ざっていたり…。
20代ならまだしも30・40代の営業ですらこんな感じ。
二重敬語だったり、きちんとした敬語で文章をかけていない人もいました。
「○○会社の方がいらっしゃいました」じゃなくて「○○会社の人が来ました」みたいな感じ。
日報だからいいのかなーって思ったのですが、そしたら私の二重敬語は別に良くない???って思ってしまいました。
なんで私だけ注意されたんだろう。
実はブラッキー県民の特性らしい
タメ口
なんでこんなにみんなタメ口で会話してるの…?相手も気にしないのはなんで…?って悩んでいたのですが、ネットで調べてみるとそこの地域の人たちは仲が良いからタメ語を使うのではなく、仲良くなるためにタメ語を使うようです。
また、そこの地域の方言は丁寧語に聞こえないような方言であるのも原因のようでした。
「ブラッキー県*1 タメ口」で調べたらヤフー知恵袋とかの質問がわんさか出てきたんですが、ブラッキー県外の人は戸惑っていたり非常識だと感じている人が多く、逆にブラッキー県民は「ブラッキー県出身ですがそんな人はいません!」と言っていて笑いました。
県民性だから気づいてないんだろうなぁ。
思い出してみると、会社の人以外でも市役所の人や施設の係員などの方にタメ口で良く話しかけられていたことを思い出しました。
私の見た目が学生に見えるからかなーって思っていたのですが、そういう事ではなかったようです。
ちなみに面白いと思ったのが、怖い人には敬語を使うところ。
怖い人は仲良くなりたいって思わないですもんね。
私は態度が悪いコンビニ店員のおばさんにタメ口で酷い対応をされてたんですが、ある日イラついていたらそれ以降タメ口で接客されなくなりました。
他のお客さんにも怒られてたところを見たことがあるので、最初からきちんと接客すればいいのにって思いますが……。
早口
ちなみに早口についても、この県の特徴らしいです。
電話・来客対応をする際は早口にならないように落ち着いて話すことを心掛けていたのですが、相手はそんなことお構いなしなので私がついていけなかったりします。
何言ってんのか分かんないから普通の速度で話してほしい。
そして、ただでさえブラッキー県の方言は「汚い」「怖い」で有名なのに、そこに早口が入ったら怒っているようにしか聞こえません。
慣れてくると怒っているか怒っていないかわかるのですが、会社の人から仕事できないやつ認定を受けていた私はほとんど怒られていました。
ただでさえ怒っているような話し方なのに実際に怒られたらどうなるか、それは「そこまで怒る必要なくない???なんでそこまで怒られるの??」ってなります。
すごいグサグサ来て精神的ストレスがでかいです……。
(方言の問題だけじゃなくて、普通に言葉のチョイスが酷い人が多かったのもあります。)
ブラッキー県民性に合わせないとめんどくさい
まぁ、タメ口で話しかけられるぐらいなら慣れてるし(19過ぎたあたりから実年齢より幼くみられることが多くなった)、早口は慣れるだろーって思ったんですが、一番困ったのはタメ口で話さない=仲良くないと思われたこと。
私はある程度仲良くなっても、多少崩れつつもずっと敬語で話すタイプなんですが、会社の人はそれが仲良くしようとしてくれないという風に捉えていたようです。
ぶっちゃけ会社の人と合わないと感じていたので、しっかり敬語で話しかけていたのはありますが。
こちらからすると、早口だし方言あるしそもそも価値観が異なる時点で下手に仲良くなろうとしなかったので、自然と言葉遣いがきちんとした敬語になっていました。
関西とかだと初めての人でもタメ口なイメージがありますが(勝手なイメージ)、会社で唯一の東日本出身の私は、初めての人や目上の人には敬語で話すものだって思っているのでぜひとも強要しないでいただきたい…。
文章書き方について会社の人は気にしないらしい
県民性ではない部分である「文章の書き方」は完全に会社が気にしていないようです。
絶対「うちの会社敬語には厳しい」は嘘だと思います。
私よりも敬語使ってる人いなかったもん。
日報なら社外の人に見せるわけではないので気にしなくてもいいと思いますが、添え状やメールなど社外の人へ自分の書いた文章を見せる機会は多いので、その時に変な文章で送ってしまうことはないのか、いつもひやひやしていました。
実際、添え状を始めて送る際に「今から言うとおりに文章書いて」と言われてその通り従ったのですが、ふとその文章を取引先に送るということを改めて考えた時にこの文章はマズいのでは?と思うことは何度かありました。
でも、相手は今まで気にしていないと思うので特に気にしなくて良かったと思いますけどね。
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