※ペンギンに歯はありません。
前回のお話はこちら⇒【29】
歯列矯正7月分はすでに書いていますが、今月2回目の調整です。
7月2回目分ってことですね。
7月2回目のワイヤー交換|ブラックトライアングル
4週に1回通っているので、今回はカレンダーの都合上7月2回目の調整になりました。
今回も問題なく、1時間ぐらいで終わるかなーと思っていたのですが……。
先生の様子がおかしい?
早速先生に歯を見てもらい、ワイヤー交換のために結紮(けっさつ)を外していきました。
結紮ってあれです、ワイヤーをつけた後にブラケットに引っ掛けていくやつ。
以前はゴムの結紮でしたが、今は金属の結紮なので、着色を気にしなくて済むのは最高です。
ですがゴムとは違って付け替えが大変面倒!
良いところもありますが……。
そして今回外してもらっているとき、なぜか先生の様子がおかしかったんです。
なんだ?と思ったら、上前歯と歯茎の間にある隙間が気になる様子。
この隙間は三角形なので、ブラックトライアングルと呼ばれています。
まぁ、確かに私も気になってはいたんです。
でも矯正をするとできるとは聞いていたのでそこまで気にしていなかったのですが、先生はかなり気になっていたようでした。
まぁこの矯正クリニックは見た目もかなり重視してくれますからね……。
レントゲンを撮った結果
そんなわけで院長先生にも歯を見てもらい(この時もまた抜歯うんぬんの話された)、以前撮ったレントゲンを確認することに。
ですが分からなかったようで、急遽上前歯2本のみを拡大してレントゲンを撮ることになりました。
で、撮るときになんか謎の筒?ダクト?みたいなものを使って、前歯あたりを撮影されました。
局部的に写真を撮るのは初めてだったのでちょっと驚き。
さてレントゲンの結果ですが、なんと私の右前歯の歯根が曲がってたんです!
多分矯正をしているうちに曲がってしまったんでしょうね。
そして歯根が曲がっていき、歯自体も曲がってしまったことで歯の先端部分が曲がった状態で接触。
真っすぐな状態なら隙間なくくっつきますが、歯根が外側に曲がってしまうと、歯の先端は内側に曲がってしまいます。
その結果ブラックトライアングルができてしまったようでした。
ワイヤーを付け替えたけどいつもと違う
先生たちはブラケットを付け直そうか、などいろいろ相談していましたが、まずはワイヤーのみで調整してみようとなりました。
ただ私はよく分からないので、「ワイヤーで曲がった歯をまっすぐに出来るの?」と疑問だったのですが、なんかいい感じにワイヤーを曲げることでまっすぐに出来るかも知れないんだそう。
まぁ先生たちも賭けみたいなところがあるらしく、「何かあったらすぐに連絡してね」と言われました。
で、ようやくワイヤーをつけてもらったんですが、これがまーーー痛い!
きっと右前歯は痛くなるだろうと思っていましたが、つけてすぐこんなに痛くなるんだとびっくりしてしまいました。
結紮をするときはさらに地獄。
右前歯は言わずもがな激痛です。
そして他の歯についても、何故か今回は引っ張られながら金属の結紮をつけられたので結構痛かったです。
結紮の付け方も重要なんだなぁー、しらなかった。
そんで最後に歯の写真を撮って終了でした。
今回は引っ張られなくて痛くなかったよ!
調整後の様子
さて調整後の様子ですが、既に激痛ですし、既に動いています!
ワイヤー調整直後からすでに前歯が痛い!
もうつけられた時点で既に激痛ですが、その後お昼ご飯を食べているときもかな―り痛い!!
もう噛み千切る系は完全にアウトです。
こんなに痛いのは初めてワイヤーをつけた時以来かも知れない……。
そして3時間も経つと、上唇を動かしたり、歯をカチカチさせるだけで激痛です。
翌日の夕方ぐらいからやや落ち着きましたが、それでも噛み千切ったりは完全に無理です。
落ち着いたのは3日目あたりかな……。
歯の動きは良い感じ
歯がものすごーーく痛いんですが、そのおかげもあってか歯の動きは順調です!
1時間ぐらいした時点で「動いてる気がする!」って感じでしたが、3時間も経つと完全に向きが変わってました。
先生は心配していましたが、無事に右上の前歯は真っすぐになり、その代わりに前歯の間に隙間ができました。
そして歯が真っすぐになるとすごく歯並びが綺麗に見えますね。
確かに歯の形がちょっと変だなーとは思っていたのですが、今までそんなに気にしていなかったんです。
でもきれいになるともう曲がった歯にはなりたくないなーって思ってしまいます。
歯の実際の写真
以下、口元の写真が出ます。観覧注意!
▼ クリックでopen
写真を撮り忘れて5ヶ月ぐらい経ってしまいました。
こうしてみると結構歯が動いてますね!
でも左側はもう変わらないかな?
歯列矯正日記30話|まとめ
そんなわけで今回は、ブラックトライアングルを直すために歯の向きを直したお話でした。
本来ブラックトライアングルって歯茎が下がったりすることで出来るんですが、私の場合は歯が斜めに傾いていたせいで出来てしまったみたいですね。
正直、直す前はあまり気になっていなかったんですが、いざ真っすぐにしてもらうと、直してもらってよかったなーという気持ちでいっぱいです。
この調子で歯の矯正頑張るぞ―――!
次回のお話