今回の記事は以下の記事の続きとなります。
めまいがなかなか良くならず、かかりつけの耳鼻科でめまい専門医を紹介してもらったので行ってきました。
そして案の定というかやっぱりというか、何となく予想していた結果になりました。
ようやく耳鼻科への診察3回目で
めまいの症状は少し良くなれど、無理をすればまためまいが酷くなって……という状況が続いていました。
そしてめまいがしてから20日目、この日は耳鼻科に行く日でした。
上司や派遣会社から「違う病院に行ったほうがいい」と言われていたので、耳鼻科でめまい専門医に紹介状を書いてほしいと伝える!と心に決め、いざ出陣。
またその日、整体でストレスチェックをしていたので
「ストレスストレス言いますけどストレスないんですけどぉーー??」
というつもりで、唾液アミラーゼ検査の結果も持って行き、絶対に書いて貰う作戦へ。
唾液アミラーゼ検査って何?と思う人もいるかも知れませんが、アミラーゼでストレスが分かるんだそうです。
で、いざストレス診断の結果を持って耳鼻科に乗り込んだ結果、何も言わず向こうから「めまい専門医で詳しい検査をしてもらったら?」と言われました。(笑)
ありがたいけども!肩透かし食らいました。
そんなわけで紹介状を書いて貰い、2週間後にめまい専門医のいる大きな病院へ行くことになりました。
めまい専門医を受診した結果
めまい専門医は耳鼻科の先生でした。
脳が原因でなることもなるらしいんですが、やっぱり耳鼻科の先生がメインなのかな?
専門医の先生は優しい方で、
「時短勤務で少し落ち着いたって書いてあるけど、体を休められているからだろうね」
「あなたのお話を聞いてだいたい6個まで絞れたよ」
と話してくれました。
今までは”ストレス”とばかり言われて親身になってもらえなかったので、こういう先生はすごく嬉しいですよね。
めまいの検査
検査は4つあって、
- 心電図
- 体のバランス
- 聴力
- 眼振
の検査を行いました。
2・3・4番は耳鼻科でもやったんですが、心電図もとるんですね!
ちょっと驚き。
1~3番の検査は部屋を移動して行ない、最後の眼振は専門医の診察室で行ないました。
めまいは良くなってたけど、色々移動するのでふらふら。
検査結果
専門医の診察室に入り、眼振の検査を行った後、先生から詳しい説明がありました。
もうびっくりするぐらい丁寧で、なんと紙に書きながら
- どうしてめまいが起きるのか
- 検査で何が分かるのか
をパターン別で具体的に教えてくれました。
で、私の場合。
心電図には問題ない、体のバランスも聴力も問題ない……。
じゃあ何が問題があったのかというと、眼振検査でした。
耳鼻科で診てもらった時は問題ないといわれたのですが、目の動きから自律神経に問題があるんだそう。
・・・・・・そう!自律神経!
結局また自律神経かよ……って感じです。
具体的に書くと、
もともと右耳の内耳機能が低下しているものの、普段は左の内耳がカバーしているから問題ない。
でも自律神経が乱れるとうまくカバーできなくなってしまう。
自律神経が乱れ、血圧が変動することでめまいが発生する。
ということでした。
つまりただの自律神経だけでなく、もともとバランスが取れなくなる可能性を秘めてたってことみたいですね。
私は全然気づいていなかったんですが、以前からめまいの症状が出ていた可能性が高いんだそう。
今回のようなめまいは初めてではありましたが、確かによくフラフラすることはあったのでちょっと納得。
そして自律神経が問題ということで、やはりすぐに治るものではないとのことでした。
そっかー、右の内耳の問題はあれど結局自律神経なのか……としょんぼりして診察を終えようとしたのですが……?
診断結果が出たのにめまいの治療法を教えてもらえない
先生曰く、自律神経が乱れなければめまいが起きることはないので、自律神経が乱れないようにしてくださいとのことでした。
自律神経はどんな時に乱れるかというと、気圧や気温の変化・脱水などで起こります。
もちろん私は普段から気象病などに悩んでいるのでそんくらい知ってるわけですよ。
で、先生が教えてくれた対処法が
- しっかり水分をとること
- でもカフェイン・アルコールはとりすぎないように
- エアコンを調節すること
- めまいが起こりそうなときは薬を飲む
・・・・・・以上。
いやそんくらい知ってるんだが??既にやってるんだが???
残念ながらそこで診察は終わりでした。
その後お会計をしたのですが、なんと薬の処方は無し!次回の予約も無し!!
薬飲めって言うのに薬が出ないってどういうことですか。
めまいが治ってないのにどうしたらいいの?
仕事の時短は私の判断で元に戻していいの?
頑張りすぎたらまた悪化するのにどうしたらいいの?
とパニックになってしまいました。
自律神経失調症によるめまいは逆にメニエール病よりもしんどい
そして次第にイライラムカムカ。
良い先生だと思ったのになんなのアレ?ひどくない?
ですが次第に、
「あれ、自律神経ってことは完全に治らないの?」
「自律神経なら厳密にいうとストレスとは違うけど、みんなからストレスと同じような対応されるってことだよね?」
「私の自律神経失調症は慢性的だよね?つまり本態性型自律神経失調症ってこと?」
「生まれ付きみたいなもんだから一生このままってこと?」
と悪いことばかり考えてしまい、一気に気持ちが辛くなって、帰るまでの間に涙を抑えきれず泣いてしまいました。
そんなことで?って思われそうなんですが……。
何らかの原因で自律神経失調症になったことがある方なら分かると思いますが、本当に辛いんですよね。
自律神経失調症って周りから見るとただだらけているだけのようにしか見えない。
それに自分でも明らかな不調を感じているけど病院に行くほどのものでは無かったり、病院に行ったとしても何でもないって言われたり。
身体は辛いのに「ストレス無くせばなくなるよ」、「そんくらい皆なってるよ」みたいなことを言われるんです。
ほんと意味わかんないし、病気じゃないから治療してもらえないし、ストレスそんなにないのに毎回毎回ストレス。
こっちの辛さを分かってもらえず、心にないことばかり言われる。
ガンのような病気の方が辛いのは分かっているんですが、自律神経失調症はその辛さが分かりづらいがゆえに、精神的に辛い部分が多い気がしています。
結局だいぶ良くなっていためまいですが、家に帰ってから悪化してしまい、その日は何もできなくなってしまったのでした。
めまい専門医に行ってきたけど|色々納得できない!
そんなわけで私のめまいは主に自律神経失調症が原因だと判明しました。
やっぱりそうかー、確かに当てはまるよなーと感じています。
でも正直納得できない部分もあったり。
だって明らかにPPPDっぽい症状が多いんですよ!
やはり3ヶ月経っていないからPPPDと判断できないのか……。
でもそれならまた数か月後に来てくださいって言われそうなので、やっぱり先生はPPPDについて知らないんだと思います。
まぁ完全になくなったわけでは無いですが良くなってきていますし、自律神経を整えることに意識を持って行ったほうがいいんだろうなと感じています。
というわけで次回は、
- その後の体調の様子
- 整体師さんに相談した話
を書いていこうと思います!